根強い人気を誇るダックスフンドは、恐いもの知らずで好奇心旺盛な犬種です。
歴史:
ダックスフンドは原産国のドイツ語でdachs(アナグマ)とhund(犬)を意味しています。
ダックスフンドは、穴を掘り地中の巣穴まで獲物を追いかける粘り強い猟犬です。
ダックスフンドのルーツはもともとスムースタイプから始まっています。
その後、スパニエル系と鳥猟犬のジャーマン・ストベルフンドが掛け合わせたロングヘアーのダックスフンドが。
次に、ジャーマン・ワイヤード・ピンシャーとダンディー・ディンモント・テリアを掛け合わせたワイヤーヘアーのダックスフンドが誕生しました。
その後、カニヘンダックスの元となる小さなサイズのダックス、が登場するようになりました。
特定の固体が誕生しないことから、ダックスフンドの品種改良に関して新しい基準が設けられ特定の犬種との交配が決められました。
スムースはミニチュアピンシャー。
ロングはパピヨン。
ワイヤーはミニチュアシュナウザー。
それが現在のダックスフンドです。
性格:
本来の猟犬としての習性から、穴を掘りや獲物や匂いを追いかけたりして地中に潜ったりすることが大好きです。
また、吠え声が大きいのも、アナグマ犬として狩をしていたダックスフンドの特徴の1つです。
飼い主にとても従順な犬種です。基本的に賢く、判断力もあるほうです。
警戒心がとても強く、初めて会った子供や知らない人に神経質になりやすく突然攻撃的になってしまうこともあるので注意が必要です。
毛種による性格の違いは、
ワイヤーヘアー・・・他のタイプより社交的。独立心がある。気が強い。陽気で好奇心が旺盛。
ロングヘアー・・・比較的静か。温厚で甘えん坊。やや神経質。
スムースヘアー・・・人なつっこい。明るい。飼い主に忠実。
病気:
椎間板ヘルニア
膝蓋骨脱臼
てんかん
中耳炎・外耳炎
糖尿病
種類:
ミニチュア・ダックスフンド[別名:テッケル、ツヴェルクテッケル]
カニヘン・ダックスフンド(カニーンヘン・ダックスフンド)[別名:テッケル]
スタンダード・ダックスフンド[別名:テッケル]
飼い方:
順応力に優れているので、都市の生活や共同住宅での生活にもすぐに慣れることができる犬種です。しかし、大自然の中で獲物を探したりすることをとても好みます。公園などでしっかりと遊ばせてあげるのが良いでしょう。
特に気をつけたいのは4点。
食事
肥満の子が多いダックスフンド。おやつをあげたり甘やかしてしまいがちですが、他の犬種以上に体格のバランスに配慮が必要です。
必ずしも体重だけでは判断せず、身体を触ったときに、肋骨が皮1,2枚を挟んで触れる程度(スムースの場合は、うっすらと骨が見える程度)に保ってあげてください。
運動
活動的なのに肥満になりやすダックスフンドを飼うときには、特に運動量と身体全体のバランスや体重への注意が必要です。
運動いっぱいさせてあげてください。
でも!フローリングなどの滑る床や高い場所はダックスフンドにとっては特に要注意なエリアです。
椎間板ヘルニアなど、腰や関節などの病気になりやすいのがダックスフンドなので、そのような場所で運動をしていると、今度は股関節形成不全やヘルニアの可能性が出てきます。
なので、ダックスフンドの運動は滑らない、平らもしくはゆるやかな斜面で行ってあげてください。
温度
基本的に寒がりなダックスフンド。冬の寒さもそうですが、夏場のクーラーなどは特に要注意。涼しすぎる環境も時にはマイナス効果になってしまいます。
お散歩
脚が短い分、お散歩の際にお腹周りが汚れてしまいやすいです。お家に帰ったら、タオルで拭いたり、洗ったりして清潔に保ってあげる必要があります。汚れたままだと皮膚トラブルにつながります。
しつけ:
基本的に遊び好きな傾向があるダックスフンド。活発で活動的な反面、初めての人に対して神経質になることもあります。
躾が入り難い傾向もあります。
なかなか覚えてくれない場合でも、根強く教えてあげることが大切です。しつけは早い段階から少しずつでも始めたほうがいいでしょう。
お散歩に行くようになってから、神経質な面がでてきて何もしつけが出来ていないと、コントロールもきかず、せっかく楽しい散歩の時間もお互いにとって台無しです。
他の人や物との交流や、さまざまな音にならしてあげるなど、外に出る前から出来ることは始めましょう。
また、トイレトレーニングなどで、身体が長いことから前脚はちゃんと乗っているんだけど・・・ということもあるかもしれません。そんな時にも怒らずに、できたときには精一杯誉めて、しっかりとどの位置までいけばいいのか教えてあげましょう。
ケア:
耳の掃除
垂れ耳のダックスフンドで一番気をつけたいのが、耳のお掃除。垂れ耳の犬は耳が汚れやすく、耳の病気にかかりやすいので、こまめに様子をみて清潔にしてあげてください。また、家庭でシャンプーをする際は、最後にしっかりと耳の中の水分をふき取ってあげる必要があります。
お手入れは、特に汚れが目立たないようであれば濡れタオルや綿棒などで拭いてあげてください。
ツメ
小型でお散歩などでもなかなかツメが削れることがないダックスフンドの場合、伸ばし過ぎると後肢が広がってしまうこともあるので、定期的に切ってあげましょう。
ブラッシング
<スムースヘアーの場合>
スムースの場合、被毛のケアはロングやワイヤーに比べると簡単です。
あまりスリッカーブラシなどの硬いブラシを使うと皮膚を傷めてしまいますので、ラバーブラシなどでシャンプーのときに、不要な被毛を取り除くような感じでブラッシングしてあげてください。
皮膚の血行促進にもなります。
<ロングヘアー、ワイヤーヘアーの場合>
ロングの場合は、週に2〜3回ブラッシングをしてあげるのが理想的です。
スリッカーブラシや獣毛やコームなどを使って梳いてあげてください。頻繁にブラッシングをしてあげると、普段の抜け毛も減るのでお部屋のお掃除に少しは軽減できます。
耳の周りなどはもつれやすいので、丁寧に梳いてあげましょう。
ワイヤーヘアーの場合、ストリッピング(手で毛を抜くこと)をすることもあります。
■ご購入前
■ご購入が決まったら
