全国の優良ブリーダーの子犬を販売するペットショップ:ドギープラネット

Home > ご購入前にお読みください:子犬流通経路の危険性

子犬流通経路の危険性


犬の販売頭数は、ジャパンケンネルクラブの登録頭数で見るなら年間約50万頭ですが、他団体や雑種まで加えるなら70万頭を超えています。 5年前は、この内店頭陳列販売が95%程度でした。現在は、ネットの普及と業界事情を理解したお客様が増えたことに伴い、 80%程度までダウンしていると予測されています。 つまり、仲介業者を通したネット販売やブリーダー直販のネット販売がドンドン増えているのです。

■なぜ買ったばかりの子犬が伝染病にかかったの?

当店の母体である会社が「日本ペットショップ協会」という名称だからでしょうか、しばしば、このようなご相談が寄せられます。
本来、伝染病というのは自然になる病気ではなく感染源がどこかにありますし、ワクチンがちゃんと効いていれば防ぐことができるものです。

◎本来、母犬は生後30日程度の間子犬に授乳する
 → 母犬の抗体が体内に入り感染症から守ってくれる
◎生後60日前後で母犬の母乳に含まれた抗体は効果がなくなる
 → 1回目のワクチン接種は母犬からの抗体が効かなくなった生後60日前後が効果的
◎早すぎるワクチン接種は母犬からの抗体に邪魔されて効果がない
◎遅すぎるワクチン接種はその空白期間に感染することもある
◎1回目は効かないこともあるので、生後90日前後に2回目のワクチン接種が必要
◎感染症に感染している場合、その種類によっては2週間程度の潜伏期間がある
 → 発症していなくても感染している場合もある

生まれたばかりの子犬を感染症から守るにはどうしたらいいのでしょう。
母犬からの抗体とワクチン接種の時期などをご理解いただければ、生まれたばかりの子犬がどんな経路をたどって 飼主さんの元にやってくるべきか少し見えてくるでしょう。
また、お客様は恐ろしい伝染病を持っていない子犬を選ばなければなりません。 つまり、伝染病にかかるような販売方法をしていないペットショップが好ましいと言えるでしょう。
生まれたばかりの子犬がどんな経路をたどって飼主さんの元へやって来るのかちょっとご説明いたします。


すべてのスタートはブリーダーさんです。その後、子犬がたどる経路は大きく分けると3つになります。

A.ブリーダーから直接、問屋または市場を経由して店頭販売からお客様へ
B.ブリーダーから直接お客様へ(ショップが仲介販売)
C.ブリーダーから直接お客様へ直販

BとCは似ているイメージですが、お客様に対する販売元が全く異なります。
欧米は法規制面からほとんどがBかCのケースであり、仲介業者が生体無在庫のペットショップになっているケースが多いのです。
日本は先進国の中でも法規制が遅れており、未だにAが多い訳ですが、仲介業者がネットを利用して販売するケースも多くなってまいりました。
また、ほとんどの大型ペットショップはネット販売も併用しております。

さて、欧米ではなぜAのケースがないのでしょうか?
答えは、感染症の発症確率が高くなり、かつ子犬にとって最も大切な 「社会化期」を重視しているからです。

Aの「ブリーダーから直接、または、問屋や市場(オークション)を通じて店頭販売」では、色々なブリーダーから集められた子犬が店頭に 陳列されていますが、 生体市場(オークション)を通して入っているとしたらどうでしょうか。
感染症には潜伏期間があり菌を保有したまま発症していないことがあります。 ですから仕入れた時は元気でも、その潜伏期間があるため感染の有無は分かりません。
発症していたら誰だって仕入れませんから。 感染症を持っていることが分からずに仕入れてしまった子犬がたった1頭でもいたら他の犬も感染する確率が高くなる訳です。

Aルートで販売される場合は、その多くは市場(オークション)を経由しており、 しかも、生後45日未満で店頭に陳列される割合が60%にまで及んでいます。

BルートやCルートであっても同じことです。 ただし、そのブリーダーさんの子犬だけが全滅するかも知れないと言うことです。 店頭販売のペットショップの場合は、様々なブリーダーさんから仕入れているからその確率が高くなります。

■なぜ伝染病や問題行動の原因になりやすい販売方法があるの?

このように子犬に感染症の危険を背をわせるような流通経路になってしまっている原因は何でしょう。 店頭陳列販売で見た目の可愛らしさをアピールした販売方法がお客さまのニーズであるからかもしれません。 昔ながらの(誤った)慣習であり、ペットに対する認識の無さや動物愛護に対する対応の遅れだと思います。

◎ぬいぐるみのように一番かわいい時期(生後40〜45日くらい)の子犬が欲しい
◎なるべく赤ちゃんの内から育てれば、なつくだろう
◎大きくなった子はしつけがしずらくて大変
◎大きくなった子は何か問題があって売れ残っているように思える

このような、購入者の希望や間違った知識が子犬が早いうちに出荷されてしまう原因のひとつです。
「動物の愛護及び管理に関する法律施行規則」の法改正でこれを8週齢(56日)にする動きもありましたが、 結局、現実の商売を優先し、期間まで特定した内容には至りませんでした。 仲介業者を介したブリーダー直販やブリーダー自らの直販でも安心はできませんが、店頭陳列販売の場合子犬のストレスは 親犬から早々と引き離され狭いケージに入れられ、入れ替わり立ち替わり色々な人に見られて頂点に達しています。 これが免疫力の弱い子犬にとって、感染症の発症確率を高める引き金となっている訳です。

感染症の危険に加えて早期引き渡しは、将来問題行動を起こす原因にもなります。 子犬にとって犬との付き合いや人間との関わりを学ぶ「社会化期」という大切な期間があり、 この生後3週〜12週は親犬から母乳をもらい、兄妹犬と遊ぶことにより犬との付き合いを学び、 ブリーダーさんから人間に慣れることを覚える大切な自然学習期間です。 この大切な期間を過ごせないとしつけしづらい(「問題行動」を起こしがちな子になり、捨て犬を生む要因にもなってしまいます。

■販売している子犬のプロフィールを言えるペットショップを選ぼう!

法規制の観点から考えても、 ペットショップから購入する場合、
●いつから展示されているのか
●ワクチン接種状況
●親犬の性格や大きさなどを聞く、写真を見せてもらう

を必ず確認することが重要です。

優良なペットショップ は、仕入れたばかりの子犬を10日〜14日ほど隔離し潜伏期間が切れて問題がないと分かった時に店頭に陳列しています。 1頭のために全滅したら大損害ですから。 潜伏期間をクリアしているかワクチンの接種がされていればより安心ですし、社会化期の早い時点から親犬から引き離されていないかを 知るために必ずお尋ねください。法規制に則った正しい業者であればきちんと答えられるはずです。 また、子犬は親犬の性格や大きさなどを引き継ぐ傾向がありますから親犬のことも尋ねてみましょう。



ご購入前にお読みください
STOP!衝動飼い(買い) 重要な社会化期 子犬流通経路の危険性
子犬を飼うための心構え 子犬選びのポイント  


お問い合わせお問い合わせ

Home > ご購入前にお読みください:子犬流通経路の危険性